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畜産環境研究開発事業 研究開発事業概要
堆肥利用の困難な馬ふんの燃焼利用調査事業(平成27~29年度)

事業の目的

家畜排せつ物利用については、家畜排せつ物法基本方針で堆肥利用の次に燃焼等エネルギー利用が位置付けられている。

馬ふんについては、原発事故の影響等から地域により耕種農家等での堆肥利用が進まない状況もあり燃焼利用の検討が必要であるが、焼却時のダイオキシン等燃焼ガス発生量や燃焼灰成分は未調査であり、燃焼ガスや燃焼灰の成分等を明らかにし、原発事故で馬ふん堆肥の利用が進まない地域の馬産地の復興に資する。

このため、以下の技術開発等に取り組む。

事業の内容

  1. 馬ふんの燃焼エネルギー等調査事業

    燃焼の最適条件を明らかにするため馬ふんの成分や燃焼条件によるダイオキシンや燃焼ガス、燃焼灰の成分分析と馬ふんを燃料として利用するための予備乾燥や燃焼過程で発生するエネルギーについて調査を行う。

  2. 馬ふんの燃焼利用マニュアル作成事業

    馬ふんを燃焼利用するに当たっての発生ガスや燃焼灰の安全性を確保するための燃焼条件及び自燃システムにおける発生エンルギーの利用及び燃焼灰の利用等に関するマニュアルを作成・配布する。


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