事業の目的
畜産の生産現場と一般住民の居住場所の近接化や国民の環境問段への関心が高まる中、畜産の悪臭苦情が深刻化しており、畜産に対する苦情の55%を占めている。こうした苦情から、各地で畜産が廃業や移転等を迫られる事態が発生しており、畜産経営の存続・発展のためには、悪臭問題の解決が急務となっている。
しかし、これまでの悪臭対策は堆肥化施設の臭気防止技術開発など一部の技術にとどまっていることから、今後は個別の技術の開発とともに、各種技術を総合的にBMP(最適管理手法)として体系化することが重要となっている。
このため、以下の技術開発等に取り組む。