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畜産環境研究開発事業 研究開発事業概要
BMP(最適管理手法)活用畜産悪臭苦情軽減技術開発普及事業(平成26~28年度)

事業の目的

畜産の生産現場と一般住民の居住場所の近接化や国民の環境問段への関心が高まる中、畜産の悪臭苦情が深刻化しており、畜産に対する苦情の55%を占めている。こうした苦情から、各地で畜産が廃業や移転等を迫られる事態が発生しており、畜産経営の存続・発展のためには、悪臭問題の解決が急務となっている。

しかし、これまでの悪臭対策は堆肥化施設の臭気防止技術開発など一部の技術にとどまっていることから、今後は個別の技術の開発とともに、各種技術を総合的にBMP(最適管理手法)として体系化することが重要となっている。


このため、以下の技術開発等に取り組む。

事業の内容

  1. 畜舎等の臭気の発生抑制及び効果的捕捉技術開発事業

    畜舎内の臭気成分はダストによって運搬されることから、臭気の発生・拡散の各段階に対応する畜舎内部のダスト除去技術、畜舎外に排出される臭気の低コストのバイオフィルター等の悪臭防止技術の開発等を行う。

  2. 日本型悪臭防止最適管理手法(BMP)策定・普及事業

    開発した個別技術を含む各種技術について、米国やカナダ等で行われている悪臭防止のためのBMP(最適管理手法)を参考にしつつ、我が国独自の気象条件等を踏まえて、総合的に体系化した日本型の悪臭防止BMP(最適管理手法)を策定し普及を図る。


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